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2015.04.09 利根川で沢山のツバメが見られました。

今年もツバメがやってきました!

昨日(8日)は、4月としては珍しい雪の舞う天候でしたね。先週、利根川でウグイスの鳴声を聞き、『春だな~』なんて思ったら雪です。県北の私は通常5月の連休までスタッドレスを交換しないのですが、前橋では交換済みの方も多く、今朝の通勤時には、少し緊張した運転を強いられた方も多いかもしれませんね。

今朝、先週ニジマスを放流した敷島公園付近の様子を見に行ったら、なにやら多数の黒い物が川面を飛行していました。『昼間からコウモリか~ 珍しいな~』とカメラを向けたら、なんとツバメ。撮影時にはシラサギやカワウもいたのですが、カワウは早々に飛び立ち、シラサギは撮影時には丁度飛び立つところでした。人に追われているカワウと違って、人家に巣を作るツバメは人になれているんでしょうね~ 

ツバメは台湾やフィリピン・インドネシアのあたりで越冬し、春には日本や更に北方の大陸へ繁殖の為にやってくるとのことですが、近所の方によると『うちの軒下に来るツバメは、毎年同じ鳥(親)だと思う』とのこと。人間だって、方向音痴という表現があるのに、どうやって位置を把握しているのでしょう?GPSや地図を持っていないのに、毎年同じ場所に戻ってくるって不思議な能力ですね。

そうそう、戻ってくるといえば戻りヤマメとか利根マスと呼ばれる魚も、もうすぐですね。
昨年は利根川への鮭の遡上数が減ったとのニュースを新聞紙面で読んだのですが、今年のサクラマスやアユ、戻りヤマメはどうなんでしょうか。。。。 

ひとりの釣り人としても、漁協関係者としてもアユや利根マスが例年以上に帰って来てくれる事を期待するのですが、自然任せの部分が多い為に、明日から始まる独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所での利根大堰魚道ライブカメラを眺める時間が増えそうです。

(ほしの)

今日は、カメラを構えて数分で手が悴む寒さでしたが、彼達は必死に小さな虫を追っているようでした。kusyami 384 コピー

すぐ近くを飛んでいるのに、上手く写らないもんですね。連写をしたりビデオ録画を試みたり。。。。写すのって難しいですね。
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2015.03.04 利根川のコガモたち

秋の訪れと共に、北の大地から越冬のためにやってくるコガモ。
ここ、前橋でも公園の池や農業用のため池などでも、よく見かけることが出来ますね。

以前、知人から『桜や菜の花が咲き始めるとコガモの旅立ちが近い。そして、コガモたちが少しずつ旅立つのと入れ替わるようにサクラマスがやってくる』と聞かされたことがあるのですが、私としては、もっと遅く(暑い季節)まで居るような印象がありますね。

この、知人の言うコガモとサクラマスの関係は気象庁で行っている生物季節観測に似ています。特定の自然に生息している植物や動物の動向から季節の進み具合を推し計る訳ですが、昔から言われるように『山藤が咲けば、毛ばりで釣れる』というのが、渓流釣りをされる方には馴染み深い言葉かもしれません。  

星野 

(利根川 県庁裏にて)
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オスです。地味な色合いですが、派手な配色ですよね。
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ヤマメ(網・全魚・雑魚券)

清流の女王と賞されるやまめ。解禁初期は黒くサビていたり雪代ヤマメと呼ばれたりしますが、水温が上がり盛んに流れ下る昆虫を食べ始める時期になると、『本当に美しい魚体だな~』と感心してしまうこともありますね。

小さなヤマメは、①脂びれをもち、背びれの先端部分が黒くない。②のパーマークと呼ばれる楕円形の模様がある。③の尾ヒレは先端が丸みを帯び、尾の先端が黒くならず赤みを帯びている個体もある等の特徴があります。

ヤマメ


群馬漁協では、利根川や渡良瀬川の本支流・前橋市内の荒砥川や粕川などの小河川へも解禁前の成魚放流や禁漁後の稚魚放流を行っています。もし、これらの河川に釣行され小さなヤマメが釣れた際には、資源を保護するために再放流して頂きますようお願い申し上げます。

下の動画は、黄葉の始まった前橋市内の小渓流へキノコ狩りに出掛けたときの光景です。2匹のヤマメが追いかけっこをしていたのですが、この2匹はオス同士なのでしょうか?それともオスメスのペアなのでしょうか? 倒木や流木を探しながら川面を歩くと、そこかしこで見られるヤマメの姿に時間を忘れて見入っていたことを思い出します。

さて、ヤマメは群馬漁業協同組合の管轄内において網・全魚券・雑魚券・コンビニ販売のサクラマス日釣り券3月1日から9月20日まで釣る事が可能です。ただし、体長が15cm以下の個体やサクラマス・イワナ・ヤマメの合計数量20匹を超えて持ち帰ることは出来ません。

※川の音がします。


次に、利根鱒や戻りヤマメと呼ばれる利根川のヤマメですが、昨年行われた水産試験場の耳石の解析から『一定期間、海水で生活した』との内容が新聞紙面に掲載されました。しかし、実際に釣れた魚体を観察すると、うっすらとパーマークのあるものや大きくてもヤマメの特徴の強いもの、そして小さいけどサクラマスの要件を満たしている様に見える個体など様々です。この記事では、パーマークのハッキリ出ている個体を扱わせて頂きます。(記事・写真:Club Crest 星野)

オリーブ色のヤマメ(グリーンドーム前)
ヤマメ01s
銀色のヤマメ(福島橋上流)
ヤマメ02s