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2015.03.06 太田頭首工 水域ネットワーク調査 立会い

先日(5日)関東農政局の『水域ネットワーク調査』が渡良瀬川大間々頭首工・太田頭首工で行なわれ、群馬漁業からは大嶋組合長が立会人として出席させていただきました。

今回行なわれた水域ネットワーク調査とは、水が流れる用水路~ほ場~排水路~河川までの間にある、ゲートや段差、水路と水路との接合部の状況や植生などを調べ、魚や水生昆虫などの移動経路を把握しようと行なっている特別採捕調査になります。(関東農政局業務仕様書から要約)

さて、今回の調査対象となった大間々頭首工や太田頭首工の“頭首工”って耳慣れない言葉ですよね。普通に生活していると用いることは殆どありませんが、“堰”って言ったら理解しやすいと思います。 頭首工の語源が分からなかったので少し調べてみたら、頭首工は英語で 『headworks』 というらしく、『head』は首を含む頭部全体。『works』はworkの複数形を複合語で使用して工場?の意味らしいですね。したがって 『頭首・工場』で頭首工って感じでしょうか。。。。

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渡良瀬川にある大間々・太田・邑楽頭首工の3つの堰は、昭和46年~昭和59年にかけて、国営渡良瀬川沿岸農業水利事業として作られました。 渡良瀬川の3つの堰から取水された水は太田市や館林市・邑楽町などの農地を灌漑する重要な役目を担っています。人が生活を営む上で水は必要であり、雨水を溜池に溜めたり地下水を汲み上げたりと様々な方法で水を確保していますが、安定した大水量を確保するには河川に水源を求めることは致し方ない事かもしれません。

反面、川辺や河川で生活する生き物にとっても、水の確保は生死に関わる一大事です。彼らは人間とは違い、重機を操作して川をいじったりダンプカーを運転する事は出来ません。したがって、自分の為に環境に手を加えられるのは人間だけなのですから、水環境に生きる彼らを知り、そしてその環境に配慮する事が人としての責務ではないでしょうか。

ここ数年、各地の魚道改修や赤谷プロジェクトにおける治山ダムの撤去などを新聞紙面などで目にする事がありますが、魚を通じて水環境に接している私としては、今回の調査の様子を聞き、改めて人と環境のありかたを考えさせられました。

(写真下の続きを読むに鮭の稚魚などの写真が3枚あります。)

(写真 大嶋  文 星野)
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生き物の採捕は投網やすくい網によって行なわれました。
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採捕されたエビやシロサケの稚魚です。このほか水生昆虫やドジョウ・ウグイなどが採捕されたようです。
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体長4、5cmぐらい、上流で放流された稚魚だと思われます。もう少し季節が進むとスモルトになるんでしょうか。
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